H26.3.29-30 水戸錬成会兼卒業旅行記 後編

H26.3.29-30 水戸錬成会兼卒業旅行記 後編

 お昼ご飯は、水戸印籠弁当。由緒正しさ満点の葵の御紋の入った黒い印籠型のお弁当箱に、ちらし寿司とお上品なおかずの入った色鮮やかなお弁当。混み合った場内の喧騒をしばし忘れる美味しさでした。
 さて、午後からの試合。さすがに3回戦以降は、各地域の強豪チームとの対戦になってきました。応援にも力が入ってきます。応援の親たちは、試合コートに入ることができず、観客席から子供達の表情を伺うのみ。一試合終えるごとに、よい緊張感の漂う真剣な表情になって行く子たち。三回戦は、1(3)-1(2)で迎えた大将戦で、劇的な一本勝ちで勝利。観客席で見ていた親も大感動。監督の海老根先生の目に光るものが浮かんでいたのが印象的でした。
 もうここまで来たら、決勝まで頑張るぞ!!と選手も応援の親も気持ちは最高潮に。四回戦もなんとか勝ち進み、ついに決勝へ進出。決勝は、惜しくも敗れましたが、今回の試合は、選手一人一人がそれぞれの持ち場で、それぞれの役割を確実に果たしてようやくもぎ取ったコート準優勝でした。最後負けたのは心残りですが、それでも小学生最後の試合、思い出に残るものになりました。

 大きな銀メダルと賞状をもらい、最後ゆっくりと記念撮影をしたかったのですが、最後の最後に大慌てに慌てているTくんのたっての希望で、みんな大急ぎで荷物をまとめ車に乗り込み、水戸城へと向かいました。城めぐりを趣味としているTくんの日本百名城のスタンプ本に水戸城のスタンプを押すべく、高桑先生が車を運転してくれ、なんとかスタンプを管理している弘道館の閉門時間に間に合いました。

 午後からの偕楽園観光はできませんでしたが、思いもよらぬ白熱した試合で、コート決勝まで進み、よい試を見せてくれた子供達に大感謝の水戸卒業旅行でした。